台湾での出産はどうなの?気になる費用や病院の環境など

台湾で出産

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こんにちは、台湾在住のれんです。

今回は台湾で子供の出産を考えているあなたに、病院の費用や環境、出産後のケアについて、私の嫁が実際に出産した時の経験を織り交ぜながらお伝えしたいと思います。

現在私は四歳の娘と、まだ嫁のお腹の中にいる男の子、二人の子供がいます。

娘は台湾の病院で出産しましたし、次の子も同じ病院で出産予定です。

私の嫁は台湾人なので特に問題はなかったんですが、日本人女性が台湾で出産するとなると不安があるでしょう。

そんな不安をこの記事で少しでも解消できればと思います。

 

病院選び

宋俊宏婦幼醫院

最初の子を妊娠した時、嫁は数件の病院へ診察に行きました。

まあ初めての妊娠なので違う病院でも確認したかったんでしょうね

それから家から近い病院にしばらく通ってたんですが、不安だったのか別の病院を探して家から少し遠い病院に通うようになりました。

病院の名前は「宋俊宏婦幼醫院」。

桃園市の中壢區にある比較的大きな産婦人科の病院です。

見てもらった先生を信頼出来ると感じたのが決め手のようですね。

その先生はハキハキとして対応も親切だったので、私もとても好感が持てました。

一人目は無事に出産出来たし、二人目も同じ先生に見てもらっています

病院選びはどの国でも同じで、やっぱり重要ですね。



病院内の環境や雰囲気

産婦人科

私は日本で産婦人科に行ったことはないんですが、病院の設備や診察の精度は日本と同じでしっかりしてると感じました。

まあ台湾の医療環境は日本と変わらず発展してるので当たり前ですね。

病院に関しては全然心配いりません。

病院内で診察を待っている時に感じたのは、旦那さんと一緒に来ている方が多い事。

半分以上は夫婦で来てますよ。

産婦人科といえば女性の聖地で、男がいると居心地が悪そうなイメージがあったんですが、私の脳が昭和脳だっただけでしょうか(笑)

どうも台湾では、お腹が大きかろうと小さかろうと関係なく一緒に病院に行く事が当たり前のようです。

嫁から「今週の〇〇曜日は病院に行くよ」と言われると私も一緒に行く事が前提になってまして、仕事が忙しいなんて言おうものなら不機嫌になるんですよ。

「仕事なんざ二の次」っていう感じです。

こっちは「まだそんなにお腹大きくないし、別に一人でも行けるじゃろ」と思うんですが、女性からすると不安もあるし、一緒に行ってほしいんでしょうね。

台湾男児を見習わなくては(+_+)

 

あと日本の病院も同じかもしれませんが待ち時間が長い。

予約していた時間に行ってもなかなか番号がまわってきません。

長い時は2時間以上待ちます。

19:00に予約していても診察が21:00ぐらいになる事がしばしば。

人が多いから仕方がないのかもしれませんが結構つらいです。

 

費用

出産費用

費用については大体 ↓ こんな感じです。

1回の診察料 150~200 元
糖尿病検査 750 元
超音波で赤ちゃんの形を詳しく確認 3000 元
羊水の検査 5000 元
自然分娩 20000 元
帝王切開 30000~40000 元
無痛分娩 自然分娩+8000 元

検査の正式な名前がよく分からないので簡単に書いてます。

これ以外にも子供に問題が無いか調べる血液検査がありますが、調べたい項目によって費用が大きく変わるのでここでは載せていません。

うちは3つ検査して7500元ぐらいでした。

嫁が35歳以上なので子供に問題がないかもっと詳しく調べた方がいいと言われて羊水の検査をしています。

一人目の時は血液検査だけで、羊水の検査はしなかったですね。

この他にも何かの予防注射とか、産後の赤ちゃんを検査する費用なんかがあります。

分かれば追記しますね。

ちょっとアバウトですが、日本と比べると安いんじゃないでしょうか。

でも台湾の給料からするとこの金額はかなり大きいですよ。

それと、ここに載せてある金額は病院によっても違うでしょうし、数年後は変わっているかもしれないのであくまで参考としておいてください。

 

「坐月子」という台湾の習慣

坐月子

台湾では、産後数週間~1ヶ月ぐらいの間「家の外に出ない、水に触らない、冷たいものを食べない」といった坐月子という習慣があります。

なんでも、これをすると更年期の症状が楽になると言われているらしく、台湾では昔からある風習のようですね。

私の嫁は一人目を産んだ後は全然この習慣を守らなかったのに、二人目を産む時(今現在)はこの習慣をしたいと言い出しました。

台湾人でも坐月子をする人としない人がいるし、一人目はしたけど二人目はしなかったりと、人それぞれみたい。

この習慣で女性に一番いいところは、水に触れる事が良くないとされているので「料理をしなくていい」「赤ちゃんをお風呂に入れなくていい」という事でしょう。

1ヶ月ぐらい楽が出来るんで出産後のお母さんにしてみればそりゃあうれしいでしょうね。

代わりに誰かが赤ちゃんのお風呂や食事の準備をしないといけないんですが、助けてくれる人が誰もいなければ産婦人科病院内に坐月子のための「月子中心」という設備が整っている場合があります。

月子中心

これは私の嫁が通っている宋俊宏婦幼醫院内の産後ケア施設の費用。

病院内に部屋があって、施設の人が赤ちゃんのお風呂や食事を用意してくれます。

どの病院も費用はこんな感じでしょうが、しかし高い!

正直ビビりました。私の安月給では・・・(^_^;)

電話で確認した時は部屋が1部屋しか空いてなくて、「早く予約しないと部屋がなくなる!」と焦ってましたが、私たちは別の方法を選びました。

自宅に来て赤ちゃんのお風呂や料理をしてくれる人がいるんですね。

嫁の友達のお母さんがやっているみたいで、自宅まで通いで世話をしてもらう事になりました。

もちろんお金は払いますが、病院で部屋を借りるよりは安い。

本当は嫁のお母さんやお父さんがやってくれるのが一番いいですね。

うちの場合は状況的にそれが出来なかったので仕方ないんですが。

 

日本人女性が台湾で出産する時の問題点

日本人女性が台湾で出産するとなると色々な不安があると思いますが、問題はたった一つ「中国語」が話せるかどうかだけです。

私の嫁は台湾人なので当然中国語が話せます。

医師や看護婦さん達と自分でコミュニケーションがとれるので私がいなくても安心なんですが、中国語が話せない日本人女性となると当然、言葉の壁が立ちはだかります。

仕事の関係などで台湾に住んでいる日本人夫婦の方だと、中国語が流暢じゃないと台湾での出産は厳しいですね。

まあその場合は奥さんだけ日本に帰って出産すると思いますが。

嫁が中国語を教えている日本人の方は実際にそうしてますしね。

中国語が話せなくても旦那さんが台湾人であれば、協力してくれるはずなので大丈夫でしょう。

台湾人男性は女性をとても大切に扱うので問題ないかと。

 

まとめ

赤ちゃん出産

台湾での出産は中国語が出来るかどうかが問題なだけで、病院は日本と同じで環境が整っているので心配はいりません。

むしろ産後のケアは日本よりしっかりしているかもしれませんね。

あとは台湾人方の家族の協力があれば最強です。

嫁が出産直前の時は嫁のそばに付いていましたが、嫁のお姉さんが来てくれて助かりました。

私はいつの間にかソファーで寝ていましたが、お姉さんはずっと嫁に付き添ってくれました。

もう感謝しかないですね。

あと数か月で誕生する二人目の子供の時は寝ないように頑張りますよ(笑)

以上、台湾での出産を考えている方の参考になれば幸いです。

それでは!

 


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