こんにちは、台湾在住のれんです。
私は台湾の桃園市に住んでいるんですが、同じ桃園市の中壢という所によく行きます。
そこにいつも行列が出来ている「老巷小館 lǎo xiàng xiǎo guǎn」(ラオシィアンシャオグゥアン)というお店があるんですよ。
嫁が「美味しいらしいよ」と言うので食べに行くと、なかなかのお味でした。
何が美味しいかと言うと「鴨肉」や「肝連」という肉料理。
そして麺が安い!
このお店、メニューが麺類と肉類だけなんですが、それだけで勝負するほど自信があるんでしょうね。
実際、行列が出来てるし、私たちも中壢に行くときはよく食べに行きます。
ただ、お店の雰囲気は観光客向けではなく、メッチャ現地感があります。
ここで食べてるとなんか台湾に溶け込んでるような感覚があって、ちょっと好きなんですよ。
もし中壢に行く事があったら、現地の人に紛れて食べてみて下さい。
老巷小館
![老巷小館2](https://ren-3.com/wp-content/uploads/2018/01/DSC_5449.png)
創業50年以上の老舗なんだそうです。
だから見た目がボロボ・・・おっと失礼。
この日は12時過ぎに到着したのに並んでる人が少なかったですね、ラッキー!
![老巷小館3](https://ren-3.com/wp-content/uploads/2018/01/DSC_5418.png)
![老巷小館4](https://ren-3.com/wp-content/uploads/2018/01/DSC_5421.png)
店内はこんな感じです。
テーブル席はたしか2席で他は長テーブル。
通路も狭くて、店員さんが引っ切り無しに通ります。
大体混んでるので長テーブルに座ると他のお客さんとすごく近いんですね。
それが台湾に溶け込んでいるような感じに思えるんでしょう。
![老巷小館メニュー](https://ren-3.com/wp-content/uploads/2018/01/DSC_5417-e1516550474649.png)
メニューはこれだけ。
上が麺の種類で、「湯」と書いてあるのが普通にスープの麺。
「乾」と書いてあるのはスープがない「乾麺」です。
下の小菜類と書いてあるのが肉料理になります。
二人だと多いかな?と思ったので、後から「猪頭肉」(すごい名前 笑)は消しました。
肝連と鴨肉
![肝連1](https://ren-3.com/wp-content/uploads/2018/01/DSC_5422.png)
最初に出てきたのは「肝連 gān lián」(ガンリィエン)。
豚の肝臓に付いている肉だそうな。
上にのっているのはショウガです。
そして、このお店は出てくるのが早い!
この後、他の料理もすぐに運ばれて来ました。
メニューが少ないからかもしれませんが、ポイント高いですよ。
![鴨肉1](https://ren-3.com/wp-content/uploads/2018/01/DSC_5424.png)
続いては「鴨肉 yā ròu」(ヤーロウ)。
これも上にのっているのはショウガ。
台湾人はどうも鴨肉が好きらしく、どこに行ってもありますね。
![鴨肉2](https://ren-3.com/wp-content/uploads/2018/01/DSC_5433.png)
いい感じです。
美味しそう。いや、旨いんです。
![豆弁醤(トウバンジャン)1](https://ren-3.com/wp-content/uploads/2018/01/DSC_5431.png)
![豆弁醤(トウバンジャン)2](https://ren-3.com/wp-content/uploads/2018/01/DSC_5430.png)
そしてタレは豆弁醤(トウバンジャン)。
醤油や酢もあるのでお好みで自分のタレを作ってみるのもありです。
![醤油](https://ren-3.com/wp-content/uploads/2018/01/DSC_5442-e1516552996241.png)
![酢](https://ren-3.com/wp-content/uploads/2018/01/DSC_5440-e1516553034141.png)
![鴨肉2](https://ren-3.com/wp-content/uploads/2018/01/DSC_5436.png)
まず「鴨肉」から。
ショウガをのせて、豆弁醤につけて食べると、
うまい!
鴨肉はそのまま食べても味があって美味しいんですが、トウバンジャンにつけるとピリ辛でさらに美味しい。
小龍包とショウガを一緒に食べるのと同じで、ショウガがいいアクセントになってます。
ここの鴨肉は他の店より甘味があって、味が濃いような気がします。
![肝連2](https://ren-3.com/wp-content/uploads/2018/01/DSC_5438.png)
続いては「肝連」をいただきます。
鴨肉が柔らかくて甘味があるのに対して、肝連は少しコリコリと歯ごたえがあって、味は豚肉です(当たり前か)。
これも美味しいんですよ。
他のお客さんも大体これ食べてます。
私がこの店に来るのはこの二品が目当てですね。
惜しいのはご飯が無いところ。これとご飯を一緒に食べたいわー。
油麺と米苔苜
![油麺1](https://ren-3.com/wp-content/uploads/2018/01/DSC_5425.png)
![油麺2](https://ren-3.com/wp-content/uploads/2018/01/DSC_5434.png)
私が注文したのは「油麺 yóu miàn」(イヨウミィエン)。
麺の種類は、普通のラーメンに使われている麺ですね。
![米苔苜1](https://ren-3.com/wp-content/uploads/2018/01/DSC_5428.png)
![米苔苜2](https://ren-3.com/wp-content/uploads/2018/01/DSC_5443.png)
嫁が注文したのは「米苔苜 mǐ tāi mù」(ミータイムー)。
この麺は「米粉 mǐ fěn」(ミーフン)から出来ているそうな。
「米粉」はもっと細いので、太くしたバージョンですね。
どちらの麺もスープは同じで麺が違うだけ。
美味しいんですが味が薄いんです。濃い味が好きな私は物足りない。
そして量が少なめです。
このお店で一人一杯の麺だけを注文すると、小食の女性でもないかぎり後でお腹が空きます。
私は最初に来た時にやらかしました(笑)
なので肉料理を二品注文してるんですが、どちらかというと肉料理がメインで麺はサブでしょう。
それぐらい肉の方がうまいです。
最後に
![老巷小館の店員さん達](https://ren-3.com/wp-content/uploads/2018/01/DSC_5444.png)
厨房にいる店員さんのおばちゃんたち。
いったい何人いるんだ?
このお店は店員さんが多いので気になってたんですが、見える人だけで7人。
他にもいるので10人~15人ぐらいでしょうか。
店内にいてもおばちゃんに圧倒されそう(^_^;)
そして、このお店の特徴として安いというのがあります。
麺が40元、肉料理の小で50元。
なので会計の時に余裕こいていると、「310元」。
んっ?!
って一瞬なりました。
注文する時に気になってたんですが、鴨肉が「時價」(時価)と書いてあったんですよ。
計算すると鴨肉だけで180元でした。
鴨がとれる時期ととれにくい時期があるのかわかりませんが、うまいので良しとしましょう。
麺と肉を注文してガッツリ食べるもよし、小腹が空いている時に麺だけサッと食べるも良し。
台湾に住んでいる方、中壢方面に観光に行く方は是非行ってみて下さい。
美味しいお肉が待ってますよ!
老巷小館
住所:桃園市中壢區中正路243號
営業時間:7:00~20:00
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