台湾の冬は【薑母鴨】(ジャムヤー)で決まり!台湾の鴨鍋を食べればあなたも台湾通!

霸味炭焼薑母鴨1

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こんにちは、台湾在住のれんです。

今年も冬がやってきましたね、皆さんどうお過ごしでしょうか。

台湾も寒くなってまいりました。

台湾は基本あったかい国という印象があるんですが年中あったかいわけではありません。

台湾南部を除いて、日本と同じぐらい冬は寒いんですよ。

そして冬の食べ物といえば鍋、という発想も日本と同じです。

そこで台湾の冬におすすめの鍋料理、「薑母鴨」(ジャムヤー)をご紹介いたしましょう。

 

台湾の鍋といえば街中でよく目にする「火鍋」(フゥォ グォ)を連想する方が多いと思います。

こちらも色々なお店があって美味しいのですが、私の中では「薑母鴨」が台湾の鍋ポジションをぶっちぎりで獲得してしまってます。

もちろん台湾人も「薑母鴨」が大好きで、台湾の親戚から食べに誘われるときも「鍋食べに行こう」ではなく、「薑母鴨食べに行こう」と言って来るぐらい。

もう「鍋」というジャンルをすっ飛ばしていきなり「薑母鴨」なんですよ。

それぐらい台湾では人気を確立しているのに、なぜかガイドブックにはあまり載ってない。

台湾旅行と言えば夏というイメージもあるからでしょうか。

なので「薑母鴨」の事を知っている日本人は台湾通と言っていいと思います。

冬に台湾へ旅行に来る方は是非食べに行ってみて下さい。

それでは、どうぞ!

 

霸味炭焼薑母鴨

霸味炭焼薑母鴨1

私たちがよく行くのはこのお店、「霸味炭焼薑母鴨」です。

チェーン店らしく、このお店は桃園市龍潭区にある「霸味炭焼薑母鴨」です。

先週、嫁が「薑母鴨が食べたい」と冬の到来を告げる一言を発してきました。

「もうそんな季節になったんじゃなあ」と思いながら次の週末に行くことを約束し、予定通り行ってきたんですが、その日はまあ寒い一日でした。

風は強いし、小雨は降るしで、ここ最近では一番の冷え込み。

内心、「これはやばい」と思いながらお店に行くとご覧のとおり。

霸味炭焼薑母鴨2 霸味炭焼薑母鴨3

店内はかなり広く、テーブルも相当多いんですが満席。

順番待ちの番号札を渡されました。

毎年何回も行っているお店なんですがここまで人が多いのは初めて。

それもこの寒さのせいでしょう。やっぱり寒い時はみんな鍋を食べたくなるようです。

 

取りあえず待っている間に注文します。メニューがこちら ↓

霸味炭焼薑母鴨3

大きく3種類に分かれていて、その中から人数によって選びます。

私たちは嫁と子供と3人なので「特」を選択。

そしてそれ以外に追加で欲しい物も ↓ の表に記入して注文します。

霸味炭焼薑母鴨4

(1) (2) (3) (4) と書いてあるのが数量で、塗りつぶせばいいだけです。

注文方法が簡単なので日本人だけで訪れても大丈夫かと。

 

順番待ちの間に写真をパシャパシャと撮影。

霸味炭焼薑母鴨5

炭焼きと謳っているだけに当然炭を使ってます。

無造作に店の真ん前で火をおこしているところが台湾らしい。

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こちらは壺の形をした土鍋にスープを入れて準備。

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鴨肉を準備している店員さん。

無口に黙々とこなしてました。

こういう無口で職人気質な人、好きですねー(変な意味じゃないよ)。



薑母鴨と具材たち

しばらくすると私たちの順番が来てテーブルに通されます。

さらにしばらくしてまず追加メニューで注文していた「麺線」が登場。

霸味炭焼薑母鴨8

ほとんどの人が注文しています。皆さんも「薑母鴨」を食べに行ったらぜひ注文して下さい。

この「麺線」は普通に台湾の屋台とかにある物と違いスープがなく、味がすでに付いていてこのままでも旨いんです。

麺同士が引っ付いていて食べにくい時は「薑母鴨」のスープを入れてほぐして食べます。

するとまた味が変わって美味しい。

さらにこちら ↓ のタレを付けるとピリ辛になってまたまた美味しい。

霸味炭焼薑母鴨8

このタレは「薑母鴨」のお店ならどこにでもある専用のタレ。

ピリ辛で独特の味。

そしてこれが「薑母鴨」の美味しさを引き立てる重要な役割をしているんですね。

どのお店にも置いてあるけどそれぞれにお店の味があります。

なので人気があるお店はこのタレも当然美味しいんです。

霸味炭焼薑母鴨10

 

そしてやっと「薑母鴨」と具材たちが登場!

霸味炭焼薑母鴨11 霸味炭焼薑母鴨12

鍋の中には鴨肉がゴロゴロと入っていて、そこに他の具材たちを自分で入れていきます。

 

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これは「特」の中に含まれている「綜合菇類」きのこ類ですな。

 

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これも「特」の中に含まれている「高麗菜」。キャベツです。

嫁は「特」の中にないと勘違いして追加メニューに書いたので2皿きました。

 

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これは追加メニューに書いた「玉米筍」。ベビーコーンです。

コリコリしていて美味しい、「薑母鴨」の必需品。

みなさんもこれ頼んだ方がいいですよ。

 

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これは「特」の中に含まれている「米血糕」。

これは台湾に来たことがある人なら知っている、屋台でもよくある豚の血ともち米をまぜた食べ物。

見た目が嫌で食べない人がいると思いますが、食べるともちもちしていて普通に美味しいですよ。

私も台湾に出張で来ていた頃は見た目で敬遠していました。

これは嫁が好きなので追加メニューでもう一皿注文してました。

 

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こちらも「特」の中に含まれている「豆皮」。台湾の湯葉です。

これもよくスープを吸い込んで美味しい一品。

他にも「特」の中に含まれている「鴨肉丸」という鴨肉のだんごがあったんですが、来てすぐに嫁が鍋の中に投入してしまったので写真なし。

 

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そして好きなだけ具材を入れます。私は鍋奉行ではないので適当にガッサリいれても文句なし。

鍋らしくなってきましたよー。

 

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これがスープ。

久しぶりなのでまずスープを一口。「やっぱ旨いわー」と美味しさを再確認しました。

正直、鴨肉よりもこのスープが一番のメインじゃないかと思うほど旨い。

独特の味で、ショウガが入っているのでわずかにショウガの味がします。

このスープの味と特製タレの味で「薑母鴨」の店の評価が分かれるのではないかと思います。

 

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てんこ盛りにしてみました。

 

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これが鴨肉。

骨が多くて食べにくいんですが味が濃く美味しい。

このタレを付ければピリ辛でさらに美味しく!

たっぷりと堪能してまいりました。

 

途中、娘がジュースをこぼすお約束をしながら、賑やかな店内で家族団らん、お腹いっぱい。

飲み物はカウンターの後ろにあって、店員さんに言えば出してくれます。

飲み物は最後の会計の時にお金を払います。

もちろん冷えたビールもありますよ。

 

そして食べきれなかった分をお持ち帰り。

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台湾ではこの持ち帰りが出来るところが素晴らしい。

残りだけじゃなく、最初から持ち帰りで注文する事もできます。

台湾では鍋だろうが何だろうが大体持ち帰りできるんですよ。すばらしいシステム。

うちもよく持ち帰りにして家でゆっくり食べてます。

 

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持ち帰りになるとタレがこのようにジッパーに入って来るんですが、いかんせん量が少ない。

多めにもらってもやっぱり足りないんですよね。

でもタレはボトル一本、100NT$で売ってくれます。

 

最後に

この「薑母鴨」、9月~3月か4月までしかお店をやってなく、夏のシーズンはやってないんですよ。

なので食べたい方は冬のシーズンに台湾へお越しください。

以前、姉の家族が台湾へ遊びに来てくれた時に一緒に行ったんですが皆、「旨い」と絶賛のお言葉。

日本人の口にも合うのは確証してます。

臭豆腐が美味しく感じるようになった私の舌では少し不安なので念のため。

 

そして上の方でも書いてますが味の決め手はスープとタレだと思っております。

他のお店にも食べに行ったことがあるんですがやっぱり微妙に味が違う。

そして客付きも違うんです。台湾の方もさすが分かっていらっしゃる。

いろんなお店を食べ比べて、自分好みのお店を探すも良し。

台湾人に美味しいお店を聞いても良し。

是非、一度食べてみて下さい。

ではまた!

 

お店情報

覇味炭焼薑母鴨(龍潭店)

住所:325桃園縣龍潭鄉大昌路二段76之1號

営業時間:16:00~2:00

営業期間:9月~3月か4月

駐車場:あり



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